設立:昭和38年(1963年)現在地にて木製弁当容器(木箱)の製造を開始。
当社は大正の終わりに中村木製品(突板業)として創業して約100年。
現在の保富商店(木製食品容器製造)として営業しております。
1980年代の高度経済成長期に伴い、弁当・仕出し用の容器は新材料である発泡スチロール系にとって代わることとなり、職人の廃業が相次ぎ、木製容器(木箱)の生産業者は一時の10分の1程度となりましたが、2代目となり機械加工と手作業を合理化した生産体制で今日まで安定継続しています。2000年代に入り、原油価格の乱高下によって発泡系の容器の高騰や地球規模のゴミ問題による脱プラにより自然素材による容器製造が見直され、特に和食系の弁当・仕出しの容器関連は「折箱・木箱」に回帰しています。